会 長挨拶
会員の皆様方には、日頃より長工同窓会発展の為に並々ならぬご支援とご協力を賜り、心より厚くお礼と感謝を申し上げます。
令和二年は、コロナウイルスの急襲と共に想定外の生活を求められる運びとなり、いまだに不自由な生活を強いられているものとお察しします。
このコロナ禍のなか、平家物語の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」という冒頭の一節を思い起こします。満ち足りた時代の中においても、世の中は絶えず変化していくものであり、生活の中の一つ一つの事柄の有難味を改めて知らされる一年であったと思います。
長工同窓会各支部の会員様におかれましても、世の中の無常をおもい、故郷長崎を少し遠くに感じられているのではないでしょうか。
しかしながら、このような状況下においても年が明けたらオリンピックが開催されます、五年後には大阪圏において、再び万国博覧会が開催されます、私たちの故郷長崎も大きく様変わりしています、私たち長工に縁を持つ者も、この隆盛に乗って微細なモノに打ち勝ち、輝きを取り戻すものと信じて疑いません。
つきましては、現在の状況が収束した暁には、母校の飛躍のために、一層のサポートを頂ければ幸いに存じますので、今後も指導・ご鞭撻及び、ご支援のほど宜しく恩願い申し上げます。
以前からお願いしております一口千円(一口千円何口でも可)の同窓会年会費も着々と実績を上げておりますが、今後も更なる支援をお願いします。周辺同窓生の皆様にも、お声がけをお願いし卒業生の輪を拡げて戴き今後の工業教育の発展並びに本趣旨に賛同頂き母校発展の為にご協力願い、皆様から頂いたこの会費を基に、今後の支援活動の輪を広げたいと思っております。卒業生の皆様には、日頃より何かとお願いばかりで誠に恐縮ですが、今後の在校生の更なる活躍を期待するとともに、変遷する高度な教育に対峙した時に支援できる体制作りを目指し協力したいと思っております。
最後になりましたが、同窓会会員皆様方のご健勝・ご活躍を心よりお祈り申し上げご挨拶とさせていただきます。
同窓会会長 山田親
同 窓会役員
顧問:梅野 剛
顧問:本村 清治(S30電気科卒)
顧問:森岡 義幸(S44機械科卒)
顧問:
三田村 信義(S45工芸科卒)
会長:山田 親(S52インテリア科卒)
副会長:杉尾 智己(S52電気科卒)
副会長:森 多久男(S50建築科卒)
副会長:渡部 哲也(S61インテリア科卒)
監査:山川 方宜(S38建築科卒)
監査:山口 克己(S57年インテリア科卒)
関東支部
会長:木戸 紀雄(S34電気科卒)
事務局長:山口 和孝(S51建築科卒)
関西支部
会長:林田 英徳(S35工業化学科卒)
事務局長:平松 繁(S36造船科卒)
九州支部
会長:天ヶ瀬 敏彦(S39工業化学科卒)
事務局長:杉本 賢典(S40機械科卒)
沿 革
| 昭和11年12月 | 長崎県通常県会において本校設立の議案可決 |
| 昭和12年3月6日 | 本校設立認可 |
| 昭和12年4月29日 | 長崎市丸尾町水産試験場内元水産講習所跡を仮校舎として開校(尋卒5か年) 長崎県立長崎工業学校と称す 設置学科は応用化学科、造船科、木材工芸科 |
| 昭和15年4月1日 | 新校舎(長崎市上野町)完工移転 第2本科応用化学科(高等科卒2か年)併設 |
| 昭和16年4月1日 | 第1本科土木建築科増設、第2本科土木科・建築科(高等科2か年)併設 第3本科機械科・電気科(高等卒4か年)併設 |
| 昭和17年4月1日 | 第3本科採鉱科増設 |
| 昭和18年4月1日 | 第3本科造船科・応用化学科増設 |
| 昭和19年4月1日 | 第1本科木材工芸科募集停止、第3本科採鉱科募集停止、第1本科機械科・電気科増設 |
| 昭和20年4月1日 | 第1本科航空科増設 |
| 昭和20年8月9日 | 原子爆弾により全校舎焼失、校長以下職員22名 |
| 昭和20年10月1日 | 大村市杭出津元第21海軍航空廠工員養成所の仮校舎に移転し授業開始 第1本科航空廃止、航空科第1学年を機械科に編入 |
| 昭和21年3月 | 第2本科生徒募集停止 |
| 昭和21年4月1日 | 第3本科造船科・応用化学科募集停止、第3本科を第2本科と改称 |
| 昭和22年4月1日 | 第2本科(元第3本科)募集停止 |
| 昭和23年4月1日 | 6・3制学制改革により長崎県立長崎工業高等学校と改称し、下の課程を置く 機械科、造船科、電気科、工業化学科、建築科、木材工芸科 |
| 昭和24年4月8日 | 1年生のみ長崎市立長崎商業高等学校校舎の一部を使用して授業 |
| 昭和24年5月20日 | 定時制機械科、電気科、工業化学科併設 |
| 昭和25年1月24日 | 全学年長崎大学医学部病棟を借用して授業 |
| 昭和25年8月30日 | 長崎市家野町100番地に校舎建築。第1期工事完工、移転を完了 |
| 昭和29年4月1日 | 第2機械科第1学年・第2学年同時増設 |
| 昭和31年2月10日 | 第2機械科を自動車科と改称 |
| 昭和33年4月1日 | 電子工学科を増設 |
| 昭和37年4月1日 | 自動車科を募集停止、機械科0.5学級増募 |
| 昭和38年4月1日 | 電子工学科1学級増 |
| 昭和41年4月1日 | 木材工芸科を工芸科と改称 |
| 昭和42年4月1日 | 機械科0.5学級増募、造船科0.5学級増募 |
| 昭和46年3月20日 | 長崎市岩屋町637番地に校舎新築、全面移転 |
| 昭和47年4月1日 | 電子工学科1学級募集停止、情報技術科1学級新設 |
| 昭和48年4月1日 | 工芸科をインテリア科と改称(学年進行) |
| 昭和60年3月18日 | 産振棟(情報技術科)増設 |
| 昭和62年3月30日 | セミナーハウス工和館新築 |
| 昭和62年11月1日 | 記念会館新築(63.1.18、同窓会より寄附受納) |
| 昭和62年11月7日 | 創立50周年記念式典挙行 |
| 平成4年4月1日 | 機械科1学級募集停止、電子機械科1学級新設 |
| 平成6年3月28日 | 産振棟(電子機械科・家庭科室)新築 |
| 平成9年11月1日 | 創立60周年記念式典挙行 |
| 平成16年4月1日 | 電子機械科1学級募集停止、造船科1学級募集停止、機械システム科1学級新設 |
| 平成19年11月4日 | 創立70周年記念式典挙行 |
| 平成24年3月30日 | ヨット艇庫新築 |
| 平成29年11月〇日 | 創立80周年記念式典挙行 |
会 則
1章 総則
第1条
本会を長崎県立長崎工業高等学校同窓会と称し、事務局を同校内におく。
第2条
本会は会員相互の親睦を図り、連絡を密にすると共に母校の発展のため尽力することを目的とする。
第2章 事業
第3条
本会は前条の目的達成のため、次の事業を行う。
- 母校発展のための教育支援
- 会員の学術研究の援助
- 会員の就職斡旋
- 会誌及び会員名簿の発行
- その他本会の目的達成のために必要と認められた事業
第3章 会員
第4条
本会の会員は次のように区別する。
- 正会員
- 長崎県立長崎工業高等学校及び長崎縣立長崎工業學校を卒業した人
- 長崎県立長崎工業高等学校及び長崎縣立長崎工業學校にかつて在学した人
- 特別会員
- 母校職員及び旧職員
- 本会のために功績があり、幹事会並びに理事会で承認された人
第4章 構成
第5条
本会は前条の会員を以って構成する。
第6条
本部は長崎県立長崎工業高等学校内に設け、各支部及び会員との連絡に当たる。
第7条
支部は5名以上の会員が居住する地域又は勤務する職場に設けることができる。
第5章 役員及び役員会
第8条
本会に次の1役員、2調査、3理事をおく。選出及び任務は次の通りとする。
- 役員
- 会長(1名)会員の推薦により総会で承認され本会の代表として会務統轄する。
- 副会長(若干名)会長の推薦をえて総会で承認され会長を補佐し、会長事故あるときは会務を統括する。
- 事務局長(1名)会員の中より会長が指名し、会務の運営にあたる。
- 幹事(若干名)会員中より会長が指名し、会務について会長へ助言する。
- 監査(2名)会員中より会長が指名し会務並びに会計の監査を行う。
- 理事(若干名)会員(クラス中)より互選され、総会の承認をえて、本会と会員間の連絡を円滑にする。 また、理事の中より各学年代表として代表理事をおく。
第9条
本会に名誉会長・顧問・相談役および参与をおくことができる。
- 名誉会長 幹事会および総会で承認された者
- 顧問(若干名) 前会長、母校学校長並びに幹事会および総会で承認された者
- 相談役(若干名) 会長の推薦により、総会の承認を受けた者
- 参与(若干名) 会長の指名をうけ、総会の承認を受けた者
名誉会長、顧問、相談役、及び参与は会長の諮問により、会議に出席して意見をのべることができる。
第10条
役員の任期は2ヵ年とする。留任は妨げない。
第11条
- 三役会は第8条1(1)(2)(3)の役をもって構成し、会務諸般を協議執行する。
- 幹事会は第8条1(4)の役員をもって構成し、会務について会長に助言する。
- 理事会は第8条3の役員をもって構成し、必要に応じて会長が召集する。
第12条
幹事会並びに理事会の議決は出席者の過半数以上の賛成が必要である。
第6章 会計
第13条
本会は入会金積立金として、在学中毎月250円、卒業時に3000円徴収する。
第14条
正会員は、一口(一口:1000円)以上の年会費を納入する。本会に必要な経費は毎月徴収する会費・入会金その他の収入之に充当する。
第15条
本会の会計年度は4月1日に始まり3月31日に終わる。
第7章 総会
第16条
総会での議事は次の通りとする。
- 母校発展のための教育支援年間運営方針の決定
- 会則の会廃
- 役員の改選
- 会務、会計報告
- その他
第18条
臨時総会役員会・幹事会並びに理事会・会員等の多数の要望があった場合、会長が召集する。
第19条
総会に於ける議決は出席者の過半数以上の賛成が必要である。
附則
第20条
慶弔育英及び特別研究援助に関する細則は別に定める。
第21条
本会につぎの帳簿を置く。
- 会則
- 会員名簿
- 会議録
- 会計簿
- 財産目録
- 備品台帳
- 予決算書
- 寄付者芳名録
- その他必要と認める帳簿
第22条
会員は住所・氏名等に変更があった場合、本部に連絡しなければならない。
平成11年7月30日・・・一部改正
平成12年6月24日・・・一部改正
平成18年12月8日・・・一部改正
平成20年3月1日・・・一部改正